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 将棋上達法

 ネットで将棋を指していると、よく聞かれる問いの一つに「どうやったら強くなれますか?」という質問があります。段持ちとかのもう自分の型ができてる人に聞かれた場合は、たいてい「私が教えて欲しいです(笑)」なんて答えてお茶を濁すんですが、真剣に強くなりたくて聞いてくる初心者や級位者相手だとそういうワケにもいきません。その場で思いついたアドバイスを一つ二つするんですが、即興で浮かんだアドバイスがどの程度的を射ているか、どの程度伝わっているかははなはだ自信がありません。というわけで、この場を借りて自分なりのアドバイスを推敲、まとめて書き出してみようと思います。将棋を始めたばかりの人や段位を目指す人なんかが参考にしてくれれば幸いです。逆に、すでに実力が初段前後ぐらいある方には参考にならないかもしれませんが。それと、あくまで私の経験則によるものですから全ての人に当てはまるというわけではありません。あくまで参考程度にご覧ください。

 まず私の上達過程についてですが、私の場合周りに将棋を指す友達というものがいなかったので、インターネットで将棋が指せるということを知るまでは大した番数も指していませんでした。自分のパソコンを買ってもらい、ネットで初めて将棋倶楽部24に登録したときの段級位は5級。そこから初段になるまでに一年ほど、三段になるのにもう一年ぐらいでしょうか。自分で言うのもなんですが、上達のスピードとしてはそこそこ早い方ではないかと思います。もちろん、一年であっさり五段になるという人も居ますから群を抜いて早いというわけではありませんが、弱い三段、24のレートにして1900台ぐらいまではわりと大きな停滞なく上達しました。これが段持ちを目指す人の参考になるのでは、と私が思う根拠です。

 それでは具体的な話に移ります。その初段ぐらいになるまでの間、私がしたことをとりあえず羅列していこうと思います。まずは

1.いっぱい指す

 これは外せないでしょう。とにかく指さないことには始まりません。ただし、惰性でだらだらと指してもあまり実になりませんから、集中して指すことが上達の近道でしょう。これも私の経験則ですが、早指しに慣れて、わりと惰性で指せるようになってから上達の速度が低下した気がします(汗)。さらに付け加えるなら、自分より少しだけ強い人と指すのがベストです。自分よりも強すぎる人の指し手は理解できないことが多いですが、少しだけ強い人は理解できる範囲で勉強になる手を指してきます。そして、強い人が相手だと気を抜いたらすぐやられますから、自然と集中して将棋が指せます。たまに勝った時なんかはすごいうれしかったりもしますし。

2.感想戦をする

 よく言われることですが、感想戦は上達の近道というのは本当だと思います。勉強に例えれば復習をしっかりやる、っていうことになるでしょう。感想戦のコツとしては、「負けたときにする」ことだと思います。相手に感想戦を持ちかけるときも、自分が勝ったときだと多少イヤミですが負けたときなら相手も気分がよくなっているはずですから快く受けてくれる可能性はぐんと上がります。そしてなにより、勝った将棋よりも負けた将棋の方が失敗した部分や課題が分かりやすいです。ネット将棋なんかで相手が即去りした時でも、数分さっきの対局を振り返るだけでだいぶ変わってくるんじゃないでしょうか。

3.詰将棋を解く

 ありきたりですいません(汗)。やっぱり詰将棋は読む力のトレーニングとして効果的だと思います。終盤だけのためのトレーニングだと思われがちですが、「先を読む」というのは将棋全般に共通する作業なので終盤だけでなく序盤や中盤の力の底上げにも貢献するはずです。コツとしては、背伸びして難しいのにチャレンジするのではなく余裕を持ってスラスラ解けるぐらいのものを選んだ方がいいでしょう。私の場合でいうと途中で詰将棋にはまった時期があって、その間にだいぶ力がついた気がします。

4.定跡を覚えない

 なにを言い出すんだ、と思われるかもしれませんが(汗)。これは私の持論です。初心者の人はとかく定跡を覚えれば強くなると思いがちですが、はっきりいって、なりません(きっぱり)。誤解して欲しくないのは、定跡そのものがダメというわけではなく、級位者の段階で必死に定跡を覚えようとするのがよくない、ということです。定跡というのは主にプロ棋士が指した最善手(と思われている手)の連続でできていますが、それを理解するにはそれなりの力が必要です。しかし、実力が追いついてない段階で定跡に触れてもその全てを理解するのは当然無理なので、どうしても丸暗記に走りがちです。が、そうやって丸暗記した知識というのは残念ながら実戦ではほぼ役に立ちません。初段ぐらいまでは、実戦で対応が分からない手を指された時に調べる程度で十分だと思います。ある程度実力がついてくれば自然と必要性を感じるようになってくると思うので、定跡の勉強はそれからでもいいんじゃないでしょうか。心強いサポート意見として、「最初の頃は定跡の勉強はまったくしなかった」と羽生さんも言ってました。
 
 私の考えとしてはとりあえず以上です。他にも細かいこと言い出すといろいろありますが、上に挙げたのは心から自信を持って言えるアドバイスですので、ご覧になった方の棋力向上のお手伝いになれば幸いです。だいぶ偉そうなことを書きましたが当の私はめっきり棋力の方が停滞しているので、誰かアドバイスくれる人を募集中です。

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