次は駒の説明です。
将棋の駒は全部で8種類、20枚あります。
とりあえずそれらの駒を全て並べた初期配置を見てもらいましょう。
この盤の上に並べられているのが将棋で使われる駒の全てです。
いろんな種類がありますね。
それでは一つ一つ順番に説明していこうと思います。
これがもっとも数の多い駒、「歩兵(ふひょう)」です。
「ほへい」と呼ぶ人も多いみたいですけど正式には「ふひょう」と読むそうです。
ちなみに「ふひょう」とパソコンで入力しても変換されません(´・ω・`)
単に「歩(ふ)」と呼ばれることが多いです。
右はひっくり返した裏面です。ひっくり返した時は「と金(ときん)」 と呼ばれます。
これは「香車(きょうしゃ)」です。
単に「香(きょう)」と呼ばれることもあります。
裏返すと「成り香(なりきょう)」になります。
これは「桂馬(けいま)です。
単に「桂(けい)」と呼ばれることもあります。
裏返すと「成り桂(なりけい)になります。
これは「銀(ぎん)」ですね。
正式名称は「銀将」ですがそう呼ばれることはほとんどありません。
裏返すと「成り銀(なりぎん)」になります。
これは「金(きん)」です。
今までの駒と違って裏側に何も書いておらず、裏返して使われることはありません。
これは「角(かく)」です。
裏返すと「馬(うま)」になります。
これは「飛車(ひしゃ)」です。
単に「飛(ひ)」と呼ばれることもあり、裏返すと「竜(りゅう)」になります。
これは「王将(おうしょう)」です。ギョウザが安くておいしいですね。
略して「王(おう)」と呼ばれることが多いです。
この駒も金と同じで裏面には何も書いておらず、ひっくり返して使われることはないんですが、全く同じ動きで文字だけ違う「玉将(ぎょくしょう)」という駒が存在します。
どっちがニセモノとか言うことはなく、全く同じ駒なんですけどね。
以上が将棋で使われる駒の全てです。
次回からはそれぞれの駒の動きについて勉強します。
駒の名前をしっかりと覚えたら次の講座へ進みましょう。
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